就活生の半熟たまご

就活生って何なのか、よくわかってない人が、自分と社会と仕事について考えるブログ。

就職活動解禁日。

2017年3月1日水曜日。

今日からいよいよ「就活」がスタートする。らしい。

リクナビも、マイナビも、アクセスが集中しすぎて回線が混乱しているそうだ。

きっと、今日の朝、大学に行けば、就活スーツを纏った大量の就活生が、不安と緊張を笑顔の裏に隠しながら学内説明会に臨んでいるのだろう。そして、その中に僕もいる。

今日から早くて三か月、遅くとも半年で、自分の人生を大きく左右する決定がなされる。先輩やセミナーの人からそう聞いて、不安で震え上がった僕は、インターンに応募し、自己分析をし、早期選考なるものを受けたりもした。

そして、インターンのESで落ち、自己分析は迷宮入り、面接ではしどろもどろで、就職活動の困難さを知る。

両親ともに教員であり、就職活動についてのアドバイスもない。

先輩やキャリセンの職員のいうことは、バラバラで表面的に聞こえる。

今日までに体験してきたことは、これからの就活を進めるうえで、何か意義があったのだろうか?

ひとつ、わかったことは、僕は自分の価値判断基準を他人に依存しすぎていたということ。

ひとに合わせながら生きてきたことによって、自分が本当は何を大切にしているのか、自分でもわからなくなっていた。

そのことが分かっただけでも、進歩と言えば進歩か。

 

ともかく、今日の10時には大学にいなければならないようだ。

説明会という、各会社の概要を頷きながら聞くだけの退屈な時間である。

しかし、何かきっと発見もあるだろう。共感できる企業や、まったく面白そうでない企業、自分がそんな感情を抱く理由を考えるきっかけになるかもしれない。

自分の中の抗いがたい「好き」「嫌い」の基準に向き合って、もう一度自分と向き合ってみようと思う。